【テーマ選び編】高速×収益化×デザイン性で選ぶWordPressブロックテーマ比較

はじめに|ブログのブロックテーマ構築・移行前に

最近話題のWordpress「ブロックテーマ」でブログ構築する、その前提としてブロックテーマ用既存テーマ(テンプレート)はどれがいいのか?

高速表示・収益化のしやすさ・デザインの美しさ、この3つを満たす既存テーマを選ぶのは、サイト運営の成功に直結します。

本記事では、人気のブロックテーマに最適な既存テーマを機能比較し、
UIデザイン×実装を想定した視点も交えて解説します。

WordPressブロックテーマでのブログ構築イメージ

  1. ブログ構築:信頼性の高い既存ブロックテーマ用テーマをベースにしてカスタマイズ
    →ゼロから構築可能ですが、開発スキル・効率を考慮
  2. ブログ構成・UI設計:Figma
    →UIデザインはシンプルで「Gutenbergの標準ブロック」で再現可能にする
  3. 実装:Gutenberg(WordPressのブロックエディタ)

この構築イメージを想定して、信頼性の高い既存ブロックテーマを選びます。

FSE完全対応テーマ(フルサイト編集)vs高機能クラシックテーマ(ブロックエディター対応)

ここに来てChatGPTと揉めまして、、

FSE完全対応テーマ一択と思ったのですが、AIがランキングでブロックエディター対応の高機能クラシックテーマを勧めてくる。。。

2025年時点では、運用面で完全な最新より、安定性や既存プラグインとの相性が良いハイブリットも捨て難いのでしょうね。
余裕があれば、どちらも実際に構築して実益を検証したいところですが、、

ブルータヌ
ブルータヌ

結論:
WordPressはフルサイト編集(FSE)を推進しており、今後はブロックテーマが主流になる可能性が高いので、長期的な視点では「FSE完全対応テーマ」がおすすめ!

選定ポイント解説

テーマを比較するうえで重要視したポイントは以下です。

評価項目内容
高速性表示スピード、コードの軽量性、モバイル最適化など。SEOに直結。
収益化広告配置、アフィリエイト、EC対応などマネタイズ機能の充実度。
デザイン性見栄えの良さ+デザイン調整の自由度。プロ品質テンプレートの有無も評価。
FSE完全対応フルサイト編集(Full Site Editing)機能の実装度と完成度。
実装のしやすさノーコード対応、UIの分かりやすさ、Figmaでの設計とGutenbergでの実装対応
将来性(長期運用)開発の継続性、WordPressの公式ロードマップとの適合度。
セキュリティテーマ開発元の信頼性、更新頻度、脆弱性への対応体制。

これらをバランスよく満たしているテーマが理想です。

2025年最新<無料版>WordPressブロックテーマ5選

選定ポイントをもとに2025年最新「FSE完全対応テーマ」を紹介します。

Spectra One

提供元:Brainstorm Force(Astra開発元)

特徴

Gutenbergエディタの機能とデザインを最大限に引き出す設計。独自のカスタムブロックが豊富で、Figmaでデザインした様々なコンポーネントをブロックとして再現するのに非常に適したテーマ

グローバルスタイル管理も充実しており、Figmaで定義したデザインシステムの要素を効率的に適用できます。

同開発元(Brainstorm Force)の無料プラグイン「Spectra」と組み合わせることで、さらに強力なブロック機能とデザインオプションが手に入ります。

高速性 収益化 デザイン性実装セキュリティ 将来性
★★★★☆★★★★★★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆

Ollie

提供元:Mike McAlister(元StudioPress開発者)

特徴

美しく洗練されたデザインが特徴でありながら、Gutenbergでのカスタマイズ性が非常に高いテーマ

Figmaでデザインしたプロフェッショナルなレイアウトやコンポーネントを、Ollieが提供する豊富なブロックパターンやスタイルオプションを駆使して再現しやすいでしょう。グローバルスタイルの管理も考慮されています。

高速性 収益化 デザイン性実装セキュリティ 将来性
★★★★★★★★★☆★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

Frost

提供元:Brian Gardner(元StudioPress創設者)

特徴

余白・構造が非常に整っており、UIデザイナーからの評価が高い

タイポグラフィ中心で洗練されたミニマルデザイン。ブロックスタイルはシンプルで、カスタマイズベースとして優秀。

高速性 収益化 デザイン性実装セキュリティ 将来性
★★★★☆★★★☆☆★★★★★★★★★☆★★★★★★★★★☆

Neve FSE

提供元Themeisle

特徴

Gutenbergでのカスタマイズ性、ヘッダー・フッタービルダーの自由度が高く、Figmaで作成したカスタムヘッダーやフッターをGutenbergで忠実に再現しやすいテーマ

既成のブロックパターンも豊富で、それらをFigmaのデザインの要素として取り入れ、修正していくアプローチも可能です。

高速性 収益化 デザイン性実装セキュリティ 将来性
★★★★★★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆

Raft

提供元:ThemeIsle(Neveの開発元と同じ)

特徴

シンプル・高速・軽量設計。ランディングページ用の既製テンプレートや多様なブロックパターンが豊富に用意されたテーマ


Figmaで特定のセクションやコンポーネントを設計した場合、Raftの提供するパターンに近いものがあれば、それをベースにGutenberg上で調整していくことで、効率的な実装が可能です。

高速性 収益化 デザイン性実装セキュリティ 将来性
★★★★★★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆★★★★☆

目的別おすすめ

  • 爆速ブログを目指す人:Neve FSE / Raft
  • デザイン重視のポートフォリオやLP作成:Frost / Ollie
  • 本格的に収益ブログやビジネスLPをFSEで構築したい:Spectra One

まとめ

最終的には候補の中から個人の目的、実装の複雑性、そしてGutenbergでの習熟度に合わせて最適なテーマを選択という結論になると思います。

今回はChatGPT、Gemini、Copilotで比較しても意見が分かれ、
悩んだのですが安定して上位をキープした「Spectra One」で次のフェーズに進もうと思います。

次はFigmaで設計したWebデザインを「Spectra One + Gutenberg」で実装するための完全手順ガイドです!