何度画像を出しても「なんか違う…」、画像生成がうまくいかない理由
ChatGPTでブログを書き始めて、仕事が劇的に変化。もちろんアイキャッチ画像も、自分で素材探してた頃に比べれば爆速になったのは間違いありません。が、、、
なんか画像生成のイメージがいまいち、、


迷走。
このガチャいつまでやんの?という状態が続くと、心が折れます。
この感覚・・・覚えがある。。。

ディレクションしている時、クライアントからの変更指示が二転三転。
デザイナーさんがへとへとになる魔のループだ・・・
やばい。AIですら画像が雑になってきてる気がする。
プロンプト迷子から抜け出せない時は
昨今のAIは日本語ペラペラのためつい忘れがちですが、
画像生成してるのはプログラム界の英語圏のひと。
自分の日本語は、うまく説明しようと長くなるほど変な英語に変換されてる!
翻訳で英語変換して貼り付けても、単語並べても伝わってない感。。。

プロンプト生成ツールを使う方法もありますよ

最初からかー・・・
ほんのちょっと変えたいだけなのに。
そのやり方だけ、検索で探しはじめてまた迷子に・・・
「少ない生成回数」で「理想の画像」に近づくには?
結論:画像生成のクオリティはプロンプトの質が命
迷ったら、AIに相談しましょう。
プロンプトに慣れていない場合や、作りたいイメージが曖昧な場合。
自分の言葉でいきなり生成するより、AIに自分の作りたいイメージをディレクション(プロンプト生成)してもらって実行する方がクオリティが上がります。
そのまま生成した場合

森の中でコーヒーを飲んでる熊の画像を作って

どーん!まんまですが、もっと可愛いクマが良かったなあ。
とか、で「可愛い」とか「イラスト風」とか簡単な単語を入れて再生成を続けると迷子になりがち。
AIにプロンプト生成を相談した場合

森の中でコーヒーを飲んでる熊の画像を作りたい。
(※画像生成AI向けに英語の)プロンプトを考えて。

了解です!
※ChatGPTの場合「プロンプトを考えて」だけで通じたのですが、他のAIの場合は、画像生成AI向けの英語のプロンプトを考えて、と明確に伝えないといきなり生成したり意図しない動きになりました。

MidjourneyやDALL·E向けに、リアルな雰囲気からアート風まで調整できるプロンプトを作れます。 例えば、以下のようなプロンプトはいかがでしょうか?
1、リアルな写真風のプロンプト
“A large brown bear sitting comfortably on a tree stump in a dense forest, holding a steaming cup of coffee. Sunlight filters through the tall trees, creating a warm golden glow. The scene feels peaceful, with mist in the air and birds chirping in the distance. Ultra-realistic, cinematic lighting, 4K, high detail.”
2、ファンタジー・イラスト風のプロンプト
“A wise old bear dressed in a cozy scarf, sipping coffee from a wooden mug in an enchanted forest. The trees have glowing mushrooms, and the air is filled with fireflies. A dreamy, mystical atmosphere with soft golden lighting and a painterly style, fantasy concept art, highly detailed, whimsical.”
3、絵本風のかわいいイラスト
“A cute bear with a big fluffy fur, happily enjoying a cup of coffee in a charming forest. The trees are illustrated in a soft watercolor style, and tiny woodland creatures gather around. Warm and inviting pastel tones, cozy and adorable, storybook illustration, soft shading.”
AIがプロンプトのコツやアイデアを色々考えてくれます。
例えば3を使って画像生成してもらうと・・・


可愛い!
絵本風のかわいいイラストを描くための複雑なプロンプトをAIが生成してくれます。
「ふわふわの大きな毛皮を持つ可愛いクマが、魅力的な森の中で幸せそうにコーヒーを楽しんでいます。木々は柔らかな水彩画調で描かれ、小さな森の生き物たちが周りに集まっています。温かく魅力的なパステルトーン、居心地が良く愛らしい、絵本のようなイラスト、柔らかな陰影」
生成した画像に特定の用途、背景やシーンを追加する場合

ChatGPTのアバターC(Geminiで生成)を利用して、PCでChatGPT Canvasを使っているシーンを追加します
- AIでプロンプトを生成
- アバターC画像+プロンプトを貼り付けて生成

「PCでChatGPT Canvasを使っているイメージ」のような伝え方でも、AIが判断し以下のような要素を自動で追加してプロンプトを生成してくれます。
スタイルは指定しなければ、よく利用しがちなイメージを継承しているようです。
プロンプト生成の際に、追加変更可能です。
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| キャラ | アバターC(黒髪、眼鏡、黒ジャケット、白T) |
| 行動 | モニターを見ながらChatGPT Canvasを使っている(コードや文章を編集) |
| 環境 | デスク、タブレットとスマホ、モダンで明るい作業スペース |
| 雰囲気 | 落ち着いた集中、やや好奇心あり |
| スタイル | アニメ調、シティポップ風、やわらかい陰影、デジタル感あり |
AIごとの画像生成例

今回はChatGPTにプロンプトを作ってもらったので、イメージもまんまです


学習データが近いのか、ChatGPTに似たイメージ


私がアバター作成時に「イケメン風」と入れたので、Geminiは忠実にイケメン風で作ってくれます。笑

同じプロンプトでもAIによって生成画像が異なる理由
コピペしてきたプロンプトでもイメージした画像と異なるのは、学習データの違いです。
AIは学習データから「何をどう描くべきか」を学習しています。そのため:
- どんなスタイルが多く含まれているか
- どういった画像とテキストが結びついているか
- どのような文化や時代の画像が中心か
といった違いが、最終的に生成される画像の世界観・スタイル・構成に大きな影響を与えます。
まとめ:もう迷わない。AIと一緒に画像生成を楽しもう!
プロンプトは、全部自分で頑張らなくてもいい時代です。
- プロンプトに悩むより、AIに相談した方が早い
- 高精度な画像を確実に得たい場合は英語プロンプト推奨。
- そしてその質は、AIと協力することでグッと上がります

プロンプト生成も、アドバイスが親切だったのはChatGPT♪でした。
素人のあしらいに慣れてるー
